投資体験談

逆張り日産株で800万円の大損!2018年 1000円で1万株,2019年 600円で1万株…2020年 400円で損切り。

2021年2月22日

【東京,40代男性会社員,デルピエロさん からの悲報】

当サイトでは読者様からの投資体験談を募集しています。

他人様の儲かった体験、損した体験は、これから投資を始める方やふと周囲が気になって初心に戻りたい方など、個人投資家様から一定の需要があるものと考えます。*詳細を下部に記載。

 

1. 株の損失体験談

私の悲報をお聞きください。そして活かしてください。

私は、株に対してはギャンブル性が高く、人生の中で株式投資をすることはないだろうと考えていました。

しかし、アベノミクスによる株価の上昇、知人の中にその恩恵を受けた方がいたことを機に、うらやましくなって株式投資を始めることを決意しました。

 

予備知識がほとんどなかった私は、①小額で投資できるもの ②高配当であるものの2つの条件を満たす株への投資をすることにしました。

 

そこで、2018年末、当時、日本を代表する企業で配当利回りが5%を上回っていた日産自動車への投資を決意し、1万株の投資をしました(当時約1000万円)。友人は将来資産株になるぞ!預金に置いといても無駄なだけだから!と言ってくれました。

 

ナル
わかるぞ…そのご友人にも悪気はなかったろう。。

 

しかし買ってすぐに、既に配当性向が高く、業績も芳しくなかったため17円の減配を発表し、株価が下落傾向となりました。

また、元会長であったカルロス・ゴーン氏が金融商品取引法違反の容疑で逮捕され、世間の日産自動車への信頼が失墜したこともあり株価はさらに下落しました。

今、考えれば、ここで損切りをしておくべきでしたが、私は、悪材料が出尽くし底値であるだろうと考えさらに1万株を追加で投資しました(600万円分くらい)。

 

ちなみにその時の株主総会に出席し、帰りに民放キー局の取材を受けたことを覚えています。。日産の株主は皆さん怒っていました。

 

あるあるですよね…。下がり続けると惚れ込んだ銘柄ならなおさら欲しくなりますからね。
エド

 

しかし、底値を打つどころか、会社体制の変更後も業績がさらに悪化し、巨額の赤字を計上することとなり、さらに後期の配当金が無配となることとなり、株価はさらに下落することとなりました。その後も業績は回復する気配はなく、2020年は新型コロナウイルス感染症拡大による各国のロックダウンなどの影響により、経済活動がストップしたため、世界的に株価が大幅に下落し、日産自動車の株価も一時的に300円程度まで下落してしまいました。

 

 

その後、日本でも緊急事態宣言が解除され、経済活動が再開されたことを機に各社の株価が回復していきましたが、世界的な不況により、自動車の販売数が伸び悩み、他業種と比較すると業績の回復が鈍く(同業種のトヨタ自動車の業績は順調に回復しているように見えますが・・・)、株価の復調もイマイチでした。

 

そのため、今後の業績の回復も見込めず株価の上昇も期待できず、配当金の支払いも見込めないと判断し、泣く泣く…2020年8月に400円で全株を売却することとしました。結果として、投資時の半額程度の株価での売却となったため、約800万円程度の損失となりました。。。。

 

上級者の皆さんからすると小額の損失の部類に入るかもしれませんが、私にとっては、とてもとても大きな損失で、初めての投資による損失と言うこともあり、悔しくて決して忘れられることのない辛く悲しい経験となりました。。。なんで日産なんか買ってしまったのか。。。。

 

ナル
デルピエロさんのその苦しみはわかりますがまだ良い方です。なぜなら現役の方だからです。

退職して65歳などになって株投資を初体験して貴重な老後の資金を溶かす、これが一番の悲劇。デルピエロさんは全然やり直しが効く。

 

 

2.失敗から何を学び、今はどうか?

私は、この経験から以下のことを学びました。

 

① 株式投資は最低限の知識武装を!

2018年当時の日産自動車は、高配当株として人気の銘柄ではあったものの、既に配当性向は高く、減配のリスクは高く業績も悪化していたため、今の自分であれば、当時の日産自動車への投資を決意するなどあり得ない決断だと感じています。業績や配当性向など最低限投資先の調査を行い、知識を持って株式投資を行うこととの重要性を感じました。

 

② 逆張りは難しい。初心者は順張りを!順張りを!

株式投資は、特別な情報を得ることができない個人投資家が底値を狙って投資を行うべきではないと感じました。株価が上がっていると今は上がりすぎているため下がったときに買いたい、株価が下がっているとここが一番底で買い時ではないかと考えてしまいます。

しかし、株価が下がっているときは、業績の悪化などそれなりの理由があり、どこまで下がり続けるかわからないため底値を狙うのは非常にリスクが高いと考えます。

逆に株価が上がっているときは、業績が伸びている、新商品がニュース等で取り上げられ市場の投資先への期待感が高まっているなど好材料があります。

以上より、株式投資はギャンブルではないため、特に初心者は株価が上昇しているタイミングに乗る形で購入することが良いと感じました。

 

③ 損切りの勇気を持つ!

投資先の株価が少額でも上がれば、すぐに利益を確定させたくなりますが、同じ額が下がった場合は、元値に戻るまでは売却したくないと考えてしまいます。

損はしたくない、いつかは元値には戻るだろうという根拠のない希望的観測が原因と思われます。しかし、業績悪化など株価が下がるべき理由があるときは元値には戻らず下がり続けるという教訓を得ました。また、元値に戻ることを待っている間に、他の優良な投資先への投資機会を損失しているとも感じました。

株価が下がっているときこそ、勇気を持って自分が決めた一定ラインで損切を行うことで大きな損失の回避をするとともに、新たな投資機会を得ることができると感じました。

 

 

最後に、私は日産自動車への投資失敗により、大きな損失をしてしまいました。しかし、株式投資を止めようとは思いませんでした。それは、株式投資を始める前よりも世の中の動きに興味を持つことで、自分の知識が増え生活が豊かになったと感じたからです。

また、優良な株式へ投資をすることで継続的に配当金や優待を得ることができ、場合によってはキャピタルゲインを得ることができ、決して必ず損をするというものではないと感じているからです。

 

は言え、あまり根を詰め過ぎると、他のことに手がつかず人生が台無しになってしまうと思うので、企業やチャートの分析などを楽しみながら行うことで株式投資を続け、豊かな人生を送っていきたいと思います。

 

 

3. 損失体験へのコメント

ナル
デルピエロさん、ありがとう。逆賊カルロス・ゴーンネタで、毎日ニュースで報じられた日産株。精神的なストレスも大きかったでしょう。

個別銘柄は適切なリスクコントロールが求められます。まずは、ETFなどインデックス投資と銘柄分散された投信で運用に慣れ、上手くいき始めたら個別銘柄を金額落としてスタートするといいと思いますよ。

デルピエロさんがもしインデックス投資をしていたなら、2020年8月にはコロナショック前の水準まで戻っていたでしょう。損切という選択肢は消えていたはず。個別銘柄はやられるときはどこまで行くかわかりませんからね、その恐怖が損切りを誘発します。

インデックス投資は分散が効くから、過度に神経質にならずにリラックスして保有できますよね。

エド

 

 

以上となります。最後までお読み頂きありがとうございました。

 

なお、当記事は情報提供であり勧誘等を目的とするものではありません。詳しくは免責事項をお読み下さい。

当サイトでは読者様からの投資体験談を募集しています。

他人様の儲かった体験、損した体験は、これから投資を始める方やふと周囲が気になって初心に戻りたい方など、個人投資家様から一定の需要があるものと考えます。私どもに読者の方から銘柄や相場観などでメッセージを頂いた際、差し支えない範囲で投資経験をお聞きしており、上記のエピソードは読者の方から頂戴した貴重な体験談で実話です。

【外資系金融マンの投資大学】

-投資体験談

© 2021 外資系金融マンの投資大学