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【2021年逆張り米株】「ウィン・リゾーツ(WYNN)」株価見通しと業績予想。マカオと米国でカジノを運営するもコロナ直撃で割安株に。

2021年1月6日

市場:ナスダック , ティッカー:WYNN


*チャートはスマホ閲覧者向けに編集しています。ブラウザで閲覧する際は、左上のポップアップで開くをクリックし拡大表示して下さい。

**写真WynnResortsLimitedHPより

 

 

ウィン・リゾーツ 売上の7割はマカオ。コロナの影響は甚大か?

ィン・リゾーツ( Wynn Resorts Limited)は2002年に設立されたネバダ州 パラダイスに本社を置く統合型リゾート、2021年現在で4つのリゾートをマカオと米国にて運営しています。

ウィン・リゾーツは世界の独立系ホテル企業としては最多の5つ星をフォーブス・トラベルガイドで獲得するなど、高級志向とホスピタリティ=おもてなしが行き届いたカジノとして有名です。

ウィン・リゾーツの企業理念の根本には、「人を幸せにできるのは、人だけ」という考え方があり、従業員はその行動にプライドを持ち、完璧なおもてなしとゲストサービスを提供しようと日々努力しています。「おもてなし」の実践…【同社HPより】

 

また、ウィンの売上高構成比率の7割がマカオで残りが米国です。コロナからの回復が一番乗りとなった中国経済圏であるマカオが主戦場であることは同社にとってフォローと言えるでしょう。そのため、サンズやGMGなどよりもカジノ株を買うならウィン・リゾーツの株を推奨しています。地政学的なリスク分散が効いていることと、後述するオンライン事業など事業ポートフォリオを分散させていること、がその理由です。

 

同社のウィン・マカオは、マカオ最大級のカジノ面積(8,000坪)を誇るカジノ・リゾート。ミシュランを受賞したレストラン「ウィング・レイ」や「ゴールデン・フラワー」があります。ホテル正面にある巨大噴水で繰り広げられる音楽と噴水のショーは、マカオの大人気観光スポットとなっています。

 

ウィン・リゾーツの2002年設立という若さは、MGMやラスベガスサンズといった老舗大手に比べるとカジノでは新興勢力になりますが、高級路線の都市型IR施設運営に強みをもっています。メディアでは、フォーチュン誌の「世界で最も称賛される企業」に2009年から2018年まで9年連続で選出されるなど、米メディア界からも高い評価を得ています。

 

ウィン・リゾーツの業績と株価予想。カジノ銘柄は儲かるのか?

ウィン・リゾーツ 直近決算とファンダメンタルズ

また、直近の2020年度第3半期の決算内容については、(2020年11月3日リリース)

営業収益は3億7,050万ドル(約383億円)で、2019年第3四半期の16億5,000万ドル(約1,707億円)から12億8,000万ドル(約1,324億円)77.5%減。

ウィン・リゾーツに帰属する第3四半期の純損失は、▲7億5810万ドル(▲約784億円)

予想をやや下回る内容に、11月3日の引け後の株価はマイナス3%ほどで推移していました。

数字だけ見るとインパクトありますが、当然織り込み済み。株価への影響は限定的でしたね。

 

エド
客が来なくても2年分のキャッシュを持っているから潰れないと言われるほど荒稼ぎしてきたウィン、今年は目も当てられない決算内容でした。しかしながら第一、第二四半期と比べて徐々に改善されてきています。

 

また、決算内容についてマットマドックスCEOのコメントは(2020年11月3日)

ウィン・ラスベガスの週末はホテルの入居率とカジノでのプレーが堅調で、引き続き強いレジャー需要あり。マカオも訪問制限が徐々にそして注意深く緩和され始めており、10月にEBITDA損益分岐点を達成。マカオは2021年に向け消費者需要の回復から引き続き改善していくことと確信できる。(ウィンHPプレスリリースより)

と語っています。

ナル
さらに、コロナ禍において、オンライン・ゲーミングやオンラインカジノ、ソーシャルカジノ、などデジタル収益を獲得するよう事業ポートフォリオを分散してきており、この点もMGMやサンズなどに比べてアクションが早く好材料になりますね。

 

2020/12/17 マカオ政府観光局(MGTO)によると、マカオは2021年に中国と香港から「1,400万人」の観光客を迎える可能性があると予測。マカオ立法議会に提示された財政予算計画で、2021年のカジノ総ゲーミング収入(カジノ遊戯) が1,300億マカオパタカ(約1兆6,751億円)に達すると予測した資料で引用された。(GGRAsiaより 2020/12/17記事

 

エド
また、上記↑のような強気な見通しも出てきています(マカオ観光当局)。ウィン・リゾーツ株の買い時についてですが、アフターコロナを鑑みれば逆張りはありかもしれません、逆張りは目をつむって買うこと。保有期間中は、買った株が上がる日数よりも下がっていく日数の方が多いのでストレスです。トレンドフォローほど簡単ではないですが、一転して上がり始めるとぐいーんと上がるので最高に気持ちいい。なお、デフォルトリスクを疑いますが、現状の社債スプレッドとCDS等の動きを見てもそこまではなかろう?、という市場の認識だと思われます。

 

 

ウィン・リゾーツ テクニカル分析

上図はウィン・リゾーツとSP500の1年比較、下図は同比較の5年チャートです(yahoofinaceUSより作成)。いずれも赤がSP500、青がウィン・リゾーツの株価となります。

値動きを見るとウィン・リゾーツの株価にコロナバブルの恩恵はさほどなく、コロナ前の高値にも戻せていない状況です。SP500に大きくアンダーパフォームしていることがわかります。一歩で2017年~2018年などの緩やかな景気拡大局面では暴騰していますね。景気敏感株と似た動きで、景気が強くなれば上昇が期待できます。

配当金については、2020年3月の配当時には約5%の配当利回りがありましたが、この決算内容では無敗は確実、配当利回りが高い銘柄というわけではありません。

ナル
1月現在、世界ではとんでもない数のコロナ新規感染者が増えていますが、冷静に考えた時、ワクチン投与も世界中とりわけイスラエルでは人口の20%弱が打ち終えるなど世界中で配布が拡大している状況。もうコロナ後の世界を見据えてもいいかもしれませんね。直近のズームの暴落などを見てわかるように、グロースからバリューへのシフトがジワジワ加速してくるかもしれません。カジノ銘柄も選択肢の一つとして注目されるかも?

 

以上となります。最後までご覧頂きありがとうございました。

 

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