来週の相場予見【米金利・株・為替】
*金融市場では金利が全ての起点となるため、米国長期債→株→為替の順にコメントしています。
金利(債券) | 株式 | ドル円 | |
先週の戦略3/15-3/19 | 予想✖ | 予想的中◎ | 予想的中◎ |
今週の戦略3/22-3/26 | 2%もはや射程、目線は上へ | 日本株下落、ダウ堅調、ハイテクは引き続き弱くヨコヨコ | 108-111円 |
先週時点の予想(アップ後のリライト・修正、一切なし)↓
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参考来週の相場見通し【2021年3月15日-3月19日】fromエドナル
来週の相場予見【米金利・株・為替】 *金融市場では金利が全ての起点となるため、米 ...
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米長期金利 [エドナル予見]
まずは米国債市場。

FOMC前に小康状態となったもののパウエル議長による長期金利への辛めな言及なく「(長期金利は)市場が無秩序な状況になれば懸念するだろう」との従来の見解をリピート再生。これを受けて金利はさらに上昇し1.7%台へ乗せました。
- 2023年末までの利上げ派が5人⇒7人、これについて議長は「なお少数意見だよ」「委員会の大半は当予測期間中の利上げを見込んでないよ」
- 米国債月額800億ドル、MBS(住宅ローン担保証券)月額400億ドルの総計1200億ドル購入の量的緩和も継続「ん?テーパリング?時期尚早なんですけど」と一蹴。
私たちは上記を踏まえ、引き続き利上げは2024年以降と予想。


下記チャートは米10年債の月足→週足→日足



株式 [エドナル予見]







来週について、日本株は弱いと見る。日銀レジームチェンジのインパクトはでかい。値がさ株抜きにして新値は難しかろう。目先の下値3月SQ値29,282円をあっさり下回るようだと28000-30000円のレンジと見る。
ダウやSP500は堅調な地合い。バイデン政権は、5月1日までにすべての成人をワクチン接種の対象とし7月までの経済正常化をコミット。ワクチン始動からの動きが凄まじく速い。日本とはケタ違いのスピードだ。私の知人で先週、ワクチンを接種するために渡米した者がいるくらいだ。ファンダメンタルズを好感した買い需要は強い。
また、ナスダックは正念場だ。テクニカル的にも一目均衡表 雲から叩き出される可能性がある。ハイテクにすがり続ける者は搾取されるかもしれない。銘柄間のローテーションは未だ完了していないと見る。テスラ・クラウドプラットフォーマー系・ネットセキュリティ系を筆頭とした私のグロース株のポジションは現在ピーク時の1割程まで減らしている。

下記チャートはSP500日足→ナスダック日足一目→ボリンジャー
為替 [エドナル予見]


下記チャートは1/31予想時点→先週時点のドル円
以上となります、最後までお読み頂きありがとうございました。
なお、当記事は情報提供であり勧誘等を目的とするものではありません。投資は自己責任でお願いします。
詳しくは免責事項をお読み下さい。引き続きどうぞよろしくお願いします。
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Written byエドナル