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ヘッジファンドとは??富裕層に人気のヘッジファンド、リスクや魅力についてわかりやすく解説【2021年】

2020年12月18日

いつもご覧頂きありがとうございます、現役外銀エドです。

今回はヘッジファンドのリスクや魅力、注意点についてです。

近年、富裕層を中心に日本でも広がり始めたヘッジファンド。取り扱いのある証券会社は2020年12月現在でまだまだ少ないですが、近い将来、投資ポートフォリオの中核を担うようになることは間違いないでしょう。

 

エド
ここもと、クライアントからの問い合わせが増えています。興味があるけれどよく分からないので話を聞かせてほしいと引き合いが強い。
日本でのヘッジファンドの裾野はまだ広がってませんからね。米国では普通に売られていて普通に投資できます。日本はこれからでしょうね。
ナル

 

 

ヘッジファンドについて分かりやすく解説!!

1. ヘッジファンドとは?

ヘッジファンドとは、様々な取引手法を駆使して、市場が上がろうと下がろうと利益を追求することを目的としたファンドです。

普通の投資信託は相対収益(相対リターン)を追求し、ヘッジファンドでは絶対収益(絶対リターン)を追求します。

分かりやすく言うと、普通の投信は、単純に株や債券・USリート・Jリート等を買いっぱなしで、相場が一方向に動いたときのみ利益が出るタイプがほとんどです。投資対象が下がれば、当然 損が生じます。一方ヘッジファンドは、ファンドマネージャーの裁量で自由な運用が可能、先物取引や信用取引などを積極的に活用することで相場の上げ下げに関係なく利益を得ます。

ヘッジ(hedge)は直訳すると「避ける」という意味で、相場が下がったときの資産の目減りを避けるといった意味があることから、
リスクヘッジしながらも積極運用しリターンを追求するファンド、つまり低リスク高リターンを目的とする投信』、と認識しましょう。

 

ヘッジファンドは日本ではまだなじみが薄いですが、米国では非常に盛んであり、

例えばハーバード大学の運用資産約400億ドル(約4兆円)のうち、30%強にあたる約150億ドルをヘッジファンドに投資しています。同じく、イエール大学やスタンフォード大学などでも株や債券など伝統的資産をしのぐ割合で保有されています(2020年末時点:ポートフォリオの20-40%を占めている)。

 

 

2. なぜヘッジファンドが魅力的なのか?

① 実績ある一流ファンドマネージャーに直接任せた方が合理的。

ご自身で運用するには費やす時間と専門知識がプロに及びません。相場とにらめっこしても時間がもったいない。プロを雇ってプロに任せた方が効率的だし勝率が飛躍的に高まります。

ヘッジファンドで数千億を運用するファンドマネージャーは皆有名人で、プロ中のプロです。しかもチームで運用しています。そこいらの大手証券会社の営業マンとはワケが違います。

証券営業マンは普通の投信を販売・売買しますが、売り買いにタイムラグもあれば、買いっぱなしが常態化でリターンに全くコミットしていない、さらには昨今では数字に追われ投資に対する勉強不足が目立ちます。

ヘッジファンドのファンドマネージャーや運用チームは100%リターンにコミットしています。存在価値がリターンにあるといっても過言ではありません。どうせお金を預けるなら一流のプロに任せるべきです。

 

② マーケット対峙者はもはやAI。個人投資家の7割が損する市場。アルゴリズムやビッグデータなしでは太刀打ちできない。

昨今のマーケットでは「フラッシュ・クラッシュ」という言葉があるように、瞬間的に大きく相場が変動したり個別銘柄が1日で1割調整するなどザラです。これはHFT*と呼ばれる高速取引の影響であり、とても人間には太刀打ちできません。人間を凌駕したAIが相手になるわけです。本業が別にある方・PCやスマホで手動で注文を入れるような個人投資家、また、一日一本値で決まる投信保有者、などには圧倒的に不利な環境です。

金融市場はここ数年でプロとアマの環境格差が凄まじく拡大しています。個人投資家の7割が損失を出しているという日経新聞のデータが全てを物語っています。

*HFTはハイ・フリークエンシー・トレーディングの頭文字で、コンピューターを駆使した超高速の金融取引。過去の価格の動きを統計的に分析し、1秒間に数千-数万回もの高頻度で売買の注文を繰り返す。わずかな値幅、瞬時の動きをとらえて資金を回転させることで利益を積み上げる。

 

③ 株や債券などのアセットクラスとの相関が低く分散投資効果がある。

ヘッジファンドは、株や債券など伝統的資産との相関が低い、このことから分散投資効果が得られます。株が下落する局面でヘッジファンドが資産全体の目減りを防ぎ、相場が盛り合ってきたら しっかりトレンドフォローしてくれる、そんな優秀なヘッジファンドはいくつかあります。

ハーバード大学やスタンフォード大学のポートフォリオのように、運用資産の一部をヘッジファンドで保有し、資産全体のバランスを安定化させるというのは極めて戦略的ですね。

 

 

3. ヘッジファンドのリスクや注意点は?

ここまで良い面を見てきましたが、悪い面については3点です。

第一に、コストです。突出して高いというわけではありません、普通の投信のようにイニシャルで1-3%のコストが生じるものが多い。また、ランニングも普通の投信の信託報酬のように1.5-2%ほどかかります。ファンドのよっては売却時にコストがかかるものもあります。

なので、主にノーロードで取引している投資家からするとコスト嫌悪からネガティブな気持ちになると思います。儲かるための必要経費として割り切る考えができる方ならOKですね。

 

第二に、情報が乏しい点。株や投信なら新聞やネットで毎日価格が見れますが、ヘッジファンドの基準価額は毎日出てこないものもあります。投資家は資金をプロに預け定期的に送られてくるステートメント(運用報告書)を見るくらい。丸投げになるので任せる相手を信じきれないと不安に駆られることでしょう。

 

第三に、流動性がやや欠如する点。売りたいと申し出てから現金化されるまでに2週間~1か月ほどかかるケースがあります。その間の相場変動の影響も受けます。

 

通常の投信と違う点はこれくらいですが、商品ごとに差があるので投資の際は資料を良く読み込んでくださいね。

 

 

まとめ,ヘッジファンドは魅力的商品。オススメのヘッジファンドとは?

これまで見てきたように、ヘッジファンドにも当然メリットとデメリットがあります。ヘッジファンドのリスクや注意点をよく理解した上で最終決定しましょう。

 

これから日本でも裾野が拡大するでしょう。大手証券会社やメガバンクが扱いを増やせば一気に数千億集まるでしょうね。オススメとして、よく聞いたこともない会社が扱ってるヘッジファンドはやめておくこと、難しい商品だからこそ大手金融機関から購入した方がベターです。

知らない金融機関から買うとステートメントがデタラメでコストがめちゃくちゃ高いこともありますあやしげなネット情報に惑わされず、信用できる有名金融機関と取引することは精神衛生上よくもあります。何かあればお気軽にフォームからお問い合わせください。

ナル

 

以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。

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