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【2021年版】G-SIFIs(ジーシフィーズ)一覧。今さら人に聞けない一流金融機関 G-SIFIsとは??

2021年1月30日

いつもご覧頂きありがとうございます、現役外銀エドです。今回は世界で最も重要な金融機関「G-SIFIs」について

エド
いわゆる「Too big to fail(大きすぎて潰せない)重要な金融機関」を意味します。
劣後債や資本性証券など債券に投資しようかな??と悩むとき、G-SIFIsに採用されているか?などは判断材料の一つになるかもしれませんね。
ナル

 

 

(1) G-SIFIsとは?

G-SIFIs(Global Systemically Important Financial Institutions)(ジー・シフィーズ)とは、主要各国の中央銀行、金融監督当局等で構成される金融安定理事会(FSB)が指定した「世界の金融システムの安定に重要で世界経済に与える影響が極めて大きい金融機関」のことです。

 

一般の金融機関と比較して、自己資本の強化が要請されるなど、厳しい監督を受けることから、安全性の高い健全な経営が求められます。G-SIFIsに指定される金融機関は、毎年11月に見直される予定です。なお、G-SIFIs銘柄だからといって必ずしも経営破綻しないということではありません。

FSBは、リーマンショック時に金融機関の信用リスクが急速に高まり、金融市場が機能不全となった経験から、2011年よりG-SIFIsの認定を行っています
ナル

 

 

(2) G-SIFIs一覧(30社)と追加資本バッファの上乗せ幅

上乗せ幅 金融機関
3.5% 該当なし
2.5% JPモルガン・チェース(米国)
2% シティグループ(米国)

HSBC(英国)

1.5%

(9社)

バンク・オブ・アメリカ(米国)
中国銀行(中国)
バークレイズ(英国)
BNPパリバ(フランス)
ドイツ銀行(ドイツ)
ゴールドマン・サックス(米国)
中国工商銀行(ICBC)(中国)
三菱UFJフィナンシャル・グループ(日本)
ウェルズ・ファーゴ(米国)
1.0%

(18社)

中国農業銀行(中国)
バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(米国)
中国建設銀行(中国)
クレディ・スイス(スイス)
BPCEグループ(フランス)
クレディ・アグリコル(フランス)
ING(オランダ)
みずほフィナンシャルグループ(日本)
モルガン・スタンレー(米国)
カナダロイヤル銀行(カナダ)
サンタンデール銀行(スペイン)
ソシエテ・ジェネラル(フランス)
スタンダードチャータード(英国)
ステート・ストリート(米国)
トロント・ドミニオン銀行(カナダ)
三井住友フィナンシャルグループ(日本)
UBS(スイス)
ウニクレディト・グループ(イタリア)

*BIS 2020年G-SIFIs一覧より筆者作成

 

 

(3) G-SIFIs上位銘柄紹介

*以下の写真は全てwilipediaより引用

1. 追加資本バッファ最上位2.5%

JPモルガン・チェース

JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーは米国の大手金融持株会社。JPモルガン・チェース・バンクは米国23州で銀行業務に従事。チェース・バンクUSAはクレジットカード発行を手掛ける。非銀行系のJPモルガン・セキュリティーズは投資銀行、債券・株式業務を行う。米国外の約60カ国において金融事業を展開する。本社はニューヨーク。

 

 

2. 追加資本バッファ2.0%

シティグループ

シティグループは個人と法人向けに世界160カ国以上で金融サービスを展開する米国の大手銀行持株会社。クレジットカード「Citi」を含む一般消費者向け小売銀行業務、企業向け銀行業務、投資銀行、証券仲介、機関投資家向けのプライベートバンキングなどの業務を行う。また資産運用・管理のほか、米国内外での住宅ローンや個人融資などの消費者金融も扱う。

 

 

HSBC

HSBCホールディングスはイギリスの銀行・金融サービス持株会社。リテールバンキング、コーポレートバンキング、プライベートバンキング、キャピタルマーケット、投資銀行、資産管理など広範な銀行・金融関連サービスを提供。欧州、香港、アジア太平洋(香港を除く)、中東、北アフリカ、北米、中南米で幅広く事業を展開。本社はロンドン。

 

 

3. 追加資本バッファ1.5%

バンク・オブ・アメリカ

バンク・オブ・アメリカは米国の大手銀行・金融持株会社。全米と世界40以上の国々で展開。預金口座、貸付、クレジットカード、証券仲介、保険と投資信託の販売のほか、加盟店向けカード決済サービス、企業・機関向け株式、債券引受、資産運用・管理、合併・買収アドバイスなどのサービスを提供。消費者不動産業サービスやグローバル資産・投資管理サービスも提供。

 

 

中国銀行(Bank of China)

中国銀行は、北京市に本店を置く中華人民共和国第3の商業銀行である。日本には東京都・横浜市・大阪市・名古屋市・神戸市に支店がある。中国建設銀行、中国工商銀行、中国農業銀行と共に中国四大商業銀行とされる。

 

 

バークレイズ

バークレイズはイギリスの金融サービス会社。イギリスで個人や個人事業者に預金口座、融資、住宅ローン、クレジットカードサービスを提供するほか、企業向けに資産担保型融資を提供。また、スペイン、フランス、インド、ガーナ、ロシア、南アフリカで、小売・商業銀行、クレジットカード事業のほか、投資銀行業務を展開する。本社所在地はロンドン。

 

 

BNPパリバ

BNPパリバ・グループは、欧州を本拠とする世界有数の金融グループ。国内市場部門、国際金融サービス部門、ホールセール・バンキング事業の3つの主要分野を核に事業展開。

 

 

ドイツ銀行

ドイツ銀行はドイツ最大の銀行。リテールバンキング、コマーシャルバンキング、プライベートバンキング、資産運用、投資など金融サービス全般を手掛ける。同行のサービスは預金、貸付、債券、外貨、決済、信託、証券、キャッシュマネジメント、資産運用・管理、M&A、ポートフォリオマネジメントなど多岐にわたる。

 

 

ゴールドマン・サックス

ゴールドマン・サックスは米国大手の投資銀行。企業、金融機関、政府機関、個人に対し投資銀行、証券、資産運用事業を米国内外で展開。合併買収、財務再編関連アドバイス、株式、債券引受業務のほか、機関投資家に対し債券、株式、証券、金属商品、外貨、デリバティブ商品の仲介、融資・投資アドバイスや資産運用管理サービスも提供。本社はニューヨーク。

 

 

中国工商銀行(ICBC)

中国工商銀行は、中華人民共和国北京市に本店を置く国有商業銀行であり、中国四大商業銀行の一角を占めている。日本においては、1997年に日本へ進出し、東京に2カ所(丸の内と池袋)、大阪に1カ所の計3支店を構え、個人と法人向けに各種金融サービスを提供している。

 

 

三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)

日本国内最大の民間金融グループ、財閥系。銀行、信託、証券、カード、リース等、金融コングロマリット。米州・アジアでの展開進む。

 

 

ウェルズ・ファーゴ

ウェルズ・ファーゴは米国の大手銀行持株会社。小口金融、商業銀行、企業向け銀行業務に加え、住宅ローン、自動車ローン、クレジットカード、設備リース、農業金融、商業金融、不動産金融のほか、証券仲介、投資銀行業務、保険代理販売、信託、資産運用、住宅債権回収、ベンチャー投資などの金融サービスを全米各地で提供。本社はサンフランシスコ市。

 

 

4. 追加資本バッファ1.0%銘柄詳細を省略

詳細については割愛しますので上記一覧表をご参照下さい。

 

(4) G-SIFIs一覧のまとめ。優良金融機関のみが集う銘柄群。

上記のように、グローバルで活躍する巨大金融機関がG-SIFIsに採用されています。

これらが万が一破綻すると、世界経済がパニックに陥るため、健全かつ正常な経済活動のインフラとして無くてはならない存在となります。

上記銘柄の株式購入や特に社債・資本性証券など債券を購入する際には、一つの判断材料になるかもしれませんね。

 

 

 

以上となります。最後までご覧頂きありがとうございました。

尚、当記事は情報提供資料であり勧誘等を目的とするものではありません、詳細は免責事項をご確認下さい。

引き続きよろしくお願いします。

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