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勝てる投資家が,日本株よりも米国株を選ぶ5つの理由【2021年版】

2021年1月21日

いつもご覧頂きありがとうございます、現役外銀エドです。

今回は「日本株より米国株が資産家に好まれる5つの理由」についてです。

エド
日本株よりも米国株の方が圧倒的にパフォーマンスが良いから、ですよね?
なぜパフォーマンスが良い?そこを理解した上で投資しないと長期保有できない。理解した上で米国株の投資妙味を反すうして欲しい。読者の皆様含めて皆で金持ちになることを我々は望んでいるからこそ。
ナル

 

勝てる投資家が米国株を好む5つの理由

「資産家になりたいなら日本株ではなく米国株について調べなさい」これがよく昔のボスに言われた言葉です。

以下の概要は、米国株に投資するよくある理由、「ダウがずっと上がっているから」「為替差益も狙えるから」などの一般論ではありません。また投資の勧誘や売買の推奨を目的としたものではありません。

 

 

1. 米国はビジネスを創る国、日本は模倣する国。イノベーションに投資せよ

米国はビジネスが生まれる国です。そして、それらイノベーションを支える下地が日本と比較にならないほど整備されています。

著名・エンジェル投資家からPEファンドやVC、あらゆる出資者が豊富な資金量で新たなイノベーションを待っています。それらスタートアップを迎える証券取引所に加え直接上場やSPAC上場など様々な資金調達方法が存在することも魅力的です。米国発のビジネスを簡単に列挙してみますと、

コロナワクチン、電気自動車、スマートフォン、Youtube、Twitter・FacebookなどSNS、Amazon、ウーバーなどライドシェア、ドアダッシュなどフードデリバリー、ミサイル、戦闘機……など枚挙に暇がありません。マイクロソフトやアップルなどが台頭して以降、米国一強が常態化しています。これは大学等教育機関を見ても一目瞭然、優秀な人材が米国に集まり、彼らがビジネスを創出し、スピーディーに資金が集まる、このため米国はスタートアップが誕生・成長しやすい環境にあります。

順位 大学名
1 オックスフォード大学
2 カリフォルニア工科大学(Caltech) 米国
3 ケンブリッジ大学
4 スタンフォード大学 米国
5 マサチューセッツ工科大学(MIT) 米国
6 プリンストン大学 米国
7 ハーバード大学 米国
8 イェール大学 米国
9 シカゴ大学 米国
10 インペリアルカレッジロンドン

*【The Times Higher Education World University Rankings 2020】より筆者作成

一方で日本はどうかと言うと、これらを模倣或いは改良型のビジネス、アップル/テスラなどにパーツ等を供給するビジネスモデルが多く、ハイテクにおいては米国のGAFMA(「Google」「Amazon」「Facebook」「Microsoft」「Apple」)に依存しています。信越化学の塩ビや日本電産のブラシレスモーターなど日本が誇る技術を有する銘柄はマーケットからの評価は高いですが、模倣系や創造性のない銘柄は選考されません。

 

 

2. 米国はデフレを恐れ、秩序あるインフレを望む

日本の失われた20年とその後も常態化した日本型デフレを米国は恐れ、反面教師にしています。バーナンキFRB議長時代には、ヘリコプターマネーでもって絶対にデフレにしないと強調したこともありました。マイナス金利など市場の催促があっても最後まで受けいれないでしょう。

日本のインフレ率は1980年代半ばから減速し、90年代からほとんど物価は上昇しなくなりました。生産性の向上が投資を縮小させるという矛盾と悪循環。貯蓄が余り、投資が不足する状態が続けば経済は停滞してしまう、これが日本の「失われた20年」でした。

米国中銀や関係者は、インフレ率が低下しデフレ状態に陥れば貯蓄率が高まり投資不足を招くというポリシーです。

インフレに最も強い資産は株ですしたがって、米国が秩序だった小幅なインフレ政策を今後も変更しなければ、米国株は上昇するという理屈になります。

 

 

3. 株主還元を重んじる米国式経営

米国企業の経営陣は株主ファーストの経営をします。在任中に株価がいくら上昇したか?という要素も彼らの続投を左右するポイントとなります。

また、米国株は日本株とは異なり高配当が多い上に、四半期ごと(年4回)に配当金を支払う企業が多くあります。日本企業は年2回の配当頻度です。

また、連続増配(毎年、配当金を増額すること)する企業が数多く存在します。半世紀を超えて増配を続ける力強い企業も。株主に配慮した経営は投資家にとってもフォローですね。

プロクター・アンド・ギャンブル(PG) 63年
ジョンソンエンドジョンソン(JNJ) 57年
コカ・コーラ(KO) 57年
マクドナルド(MCD) 43年
AT&A(T) 35年

一方で、米国株の配当金は現地で10%課税され、その後日本で20%課税されるため二重課税となります。これは確定申告することで税金還付されますのでご安心ください↓↓。

参考【2021年】米国株式の配当金は二重課税されている!?外国税額控除を利用して米国で徴収された10%を損せず取り返そう。

いつもご覧頂きありがとうございます、現役外銀エドです。 さて、米国株式に投資する ...

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4. NYダウなど主要指数は強い銘柄を採用する

NYダウは正式名称を「ダウ・ジョーンズ工業株価平均」。ダウ平均はダウ・ジョーンズ社がアメリカ市場に上場している代表的な30銘柄を選び、その株価の平均値に特殊な修正を加えて算出(加重平均)されます。

日本の場合、日経平均は255社なので、NYダウがかなり絞り込まれた企業の集合体であるとわかります。NYダウの強さのポイントはこの30銘柄を定期的に入れ替えることにあります。強い銘柄を残し、低迷している銘柄は外して勢いのある銘柄に入れ替えます。

したがって、NYダウはある程度強い銘柄しか残ることができない株式指数。必然的にNYダウは上昇しやすい指数となります。

 

また、主要指数であるS&P500も同じ考え方です。

S&P500は、1957年に算出が始まった指数です。元々S&P社において233銘柄を対象として算出していた指数が基準となり、それを拡張する形で1957年から500銘柄を対象とする現在のS&P500が誕生しています。算出にあたっては「1941年から1943年における平均指数を10」としており、1957年の算出開始時で43.73という中途半端な値でスタートしています。

そして、S&P500においても1960年代に組み入れられた銘柄はほぼ残っておらず、2020年では約200銘柄が新規に組み入れられています。

こちらも時代に合わせて銘柄を取捨選択し、指数の新陳代謝を高めているのです。

 

 

5. ドルで資産を持つ癖をつける

日本の富裕層にとっては特に資産はドルで持つ方が良いと言われます。

日本はゼロ金利が常態化していますが、米国はコロナショックまで短期金利ですら2%近い水準でした。コロナ禍における今でこそ金利は0%ですが、FEDはアフターコロナの経済回復に伴い金利の正常化を示唆しています。ベース金利がある米国はそれだけで魅力です。

また、ドルは基軸通貨であり、世界中どこでも使える資産です。日本においてもドル決済可能な百貨店やレストランなど存在するほど身近です。さらに、ビジネスや海外旅行した際などでは、例えばブラジルやドバイ、インドに行った際に円で支払っても全く受け入れられませんが、ドル払いは現地通貨よりも喜ばれます。流通量と信用力がまるで異なるからです。

 

一方で、ドル資産を保有する最大のリスクは為替差損です。円高に侵攻した際に評価損をします。しかしこれは外貨を保有する上で不可避であり、大して気にすることではありません。円安に振れても同じです、円に戻して為替差益を得る必要もありません。ドルベースで増やすことが重要です。

円高に振れても円安にふれても投資元本を取り崩すケースは必要はなく、重要なことはキャッシュフロー=金利を得ることです。キャッシュフローが得られている以上ドルが多少安くなろうが大きな問題でありません。ドルベースで考えるという概念、ぜひ取り入れて下さい。為替相場に一喜一憂しなくなります

 

 

まとめ,米国株が好まれる5つの理由

以上が、米国株保有が好ましいとされる主たる理由です。

パフォーマンスだけ見れば一目瞭然ですが、その実績の裏に隠された理由を把握し、合理的な投資であることを理解した上で投資する方が保有期間中のメンタルも穏やかでいられると思います。


*チャートは3指数で年限が異なるので注意して下さい。

 

以上となります。最後までご覧頂きありがとうございました。

当記事は情報提供であり勧誘等を目的とするものではありません。また、投資の成果を保証するものでもありません。詳細は免責事項をご確認下さい。

引き続きよろしくお願いします。

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