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来週の相場見通し【2021年2月8日~2月12日】

来週の相場予見【米金利・株・為替】

*金融市場では金利が全ての起点となるため、米国長期債→株→為替の順にコメントしています。

 

米長期金利

まずは米国債から。

先週の注目点は、5年債と30年債のイールドカーブ スティープ化です。米5年債と米30年債の利回り格差が、一時146ベーシスポイントとなり、2016年2月以来、5年ぶりの大きさとなりました。

 

エド
インフレを織り込みに行く動きでしょうね。

短めの金利は寝たまま、FRBがイールドカーブコントロールしているからです。追加財政出動を織り込んで10年債よりも30年債の長めのものが先んじて反応、コロナショック前の高値をついに突破しました。

 

市場ではコロナの集団免疫獲得が年末には完了?などの楽観論が噂され、早期の景気回復期待もあると想定されます。まあ、これは本気にはしませんが…。

金利の上昇トレンドは変わっていないでしょう。とりわけ、30年債利回りはコロナショック前の水準2%超えに迫る勢いです。また、10年債も1.2%が目前に。今週も「金利はどこまで伸びる?」という視点でよいかと…。

ナル

 

下記3チャートは、順に、米国30年債→米国10年債→米国5年債。5年は横ばい、他2つは上昇中。

 

 

ナル
ドル円のパワーデュアル債など金利系仕組債を物色する場合、 今まで我慢すべきでしたが、そろそろ組成してみるのもアリかもしれません。条件が良くなってくると思います。

 

 

株式

上述のように金利がどんどこ上がってくれば、ハイテクなどグロース株が売られがちです。今年に入ってからはグロース株軟調。直近はグロース売りのバリュー買いの循環が起きています。

 

エド
グロースからバリューへのシフト、これは3週間前に私たちが予想した通りの動きです。
参考来週の相場見通し【2021年1月18日~1月22日】

来週の相場予見【米金利・株・為替】   米長期金利 今週(1/11/- ...

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先週の目立った動きとして、JAL/ANA/JR系/9434ソフトバンクなど通信、といった、これまでコロナバブルの恩恵をまるで受けていない銘柄が上昇。

また、米国株に至ってもアップルやネットフリックスなど8月につけた高値と大して変わらない水準をウロチョロしています。

この動きは今週(2/8~)も続くと思われます。一方で、やはり上値は重かろう、材料なくして3万超はまだ厳しいと見ています。

 

↓以下は、バリューとグロースの比較(期間2021/1/8~2021/2/4)東証より引用

 

 

 

バリュー強くてグロース渋い。これまで皆様、ハイテクやグロースで大儲けしたと思いますが、ここ数週間のパフォーマンスが横ばいか悪化していると思います。 引き続き金利上昇もリスクとされる中、ハイテクのみを握りすぎず、バリューも入れた方が循環をうまくとれるかもしれませんね。
ナル

 

 

為替

雇用統計の軟化を受け、買われ始めたドルが金曜に売られ取引終了。トレンドをブレイクしてからの動きは予想通り堅調に推移。

引き続きドル円のトレンドは上、ファンダメンタルズは下、という塩梅で、105円を中心に104-107円のレンジを予想しています。

 

エド
ユーロドルに材料が出てナイアガラすれば、一気にドル高に進むと思っていますがね…ハト派トーンが和らぐだけで大きく上に跳ねる可能性ある?と推察。

 

また、今週はミニSQ週です。

さらに、今週の日本株は実質3日間です。祝日に挟まれた金曜は薄商いの可能性もありますね。

 

以上となります、最後までお読み頂きありがとうございました。

 

なお、当記事は情報提供であり勧誘等を目的とするものではありません。投資は自己責任でお願いします。

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